2013年12月31日火曜日

年内最後の投稿がこれかよ、というツッコミもありそうだが、それは置いておいて、本ブログでもMBA恋愛ネタを取り扱ってみたいと思う。

まだ20代中盤から後半が多いビジネススクール。不思議なもので、キャンパス生活に戻り、皆で机を並べて勉強し、夜も社交も含めたパーティで時間を共に過ごすと、みずみずしい大学学部生時代に気持ちだけは戻ってくる。事実、同級生と飲み会の場に行くと、同級生の恋愛話や「誰々がカッコいい・可愛い」といったことが必ずと言っていいほど話題にのぼる。そしてその晩一番盛り上がるのだ(笑)。

ここでは、幾つかパターン分けして、MBA生の恋愛事情を纏めてみたい。


遠距離恋愛→別れるパターン
留学生の場合アメリカ国外に、アメリカ人でもNY外出身者は出身地にいる恋人と、遠距離恋愛をしている人がとても多い。2年間限定で、普段はSkypeで連絡を取り、長期休暇の時に帰省して何とか関係を保とうとする。

がしかし、努力も空しく既に別れていたり、別れそうなケースが後を絶たない。やはり恋愛は、普段会ってコミュニケーションやスキンシップを持たないと維持しづらいのだろうか。そうして別れた同級生の一人であるアジア人女子に理由を聞くと、

「学校生活が進むにつれて、彼と話が合わなくなっちゃたの。結婚も考えていたけどもう無理ね。」

と特に未練があるわけでも無さそうに、さっぱりと答えてくれた。そして見切りをつけるのも早い。さすがと言うべきなのか、いや、男としては怖い。。。

そう、NYという刺激的な地で、様々な魅力を持つ同級生と学生に戻ることは、それまでの仕事生活とは違うのだ。その場を共有していない人に「アカデミックが思ったよりも忙しい。」「リクルーティングが上手くいかない。」と話しても、なかなか理解してもらえない。長い時差がある中でお互い忙しい中パソコンを前に話しても、どうもコミュニケーションが上手くいかなくなってくる。

挙げ句、忙しさを理由に話もしなくなり、別れというパターンが多い。

僕が知る限り、同級生と恋人を比較して、恋人にキャリア面で物足りなさを感じるとケースは少ないように思う。というのも、こういったMBA生の恋人は、所謂投資銀行やコンサルで働くエリートや学部時代に米英の名門大学に通っていたりすることが多いからだ。


NYにて恋愛→婚約パターン
このパターンは、MBA以前からNYで住んでいたアメリカ人男性に多い。MBA中もNYでこれまでと変わらず恋愛関係を大事に温め続け、セメスター終わり又は冬休み中にプロポーズし、それが見事成功して婚約に至るパターンだ。

何と、私のクラスでは全体70名中、アメリカ人男性の4名がこの1ヶ月位にプロポーズを行い、婚約に至っている。何とも嬉しいニュースだ。クラスでは携帯のテキストメッセージを共有しているのだが、プロポーズ成功の文字と相手の薬指に輝く指輪の写真を見る度に「Congratulations!!」のメッセージが飛び交っている。何かと忙しいMBA生活の中で心温まる瞬間の一つだ。


独り身→独り身パターン
意外かもしれないが、MBA開始後に彼氏・彼女ができたという知らせを聞いたことが未だない。考えられる理由は、
①付き合い始めたがまだ周りに公開していない 
②アカデミックや課外活動、就職活動が忙しくて恋愛をしている時間がない(個人的には「デザートは別腹」ではないが、忙しくても好きなら恋愛していると思うが。。。) 
③年齢が年齢だけに結婚も踏まえた真剣な付き合いをしたく、まだ相手を慎重に精査中 といったところか。

何れにせよ、まだ4ヶ月が経ったばかりなので、これから次々と新しいカップルが誕生するのかもしれない。

これらに加えて、ムーギーさんが書いているような「MBAに単身で来ている既婚者が離婚した。」という話もまだ聞いたことがない。学生に戻ったとは言え、皆プライベートも含めて自分のレピュテーションを大事にしており、よほどのことが無い限り、そういったリスクを取っていないのではないか。こういう私生活の乱れに関する噂が一人歩きする怖さは、世界共通皆良く理解しているのだろう。


おそらくまた来セメスターや2年生になると事情が変わってくると推測されるため、また時期を見て同じネタで再投稿できればと思う。

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